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自己PRと言われてもピンと来ない人は多いだろう。自己紹介とは、どこが違うのか。またアピールではなくて、なぜPRなのか。そのような疑問を持つ人もいるはずだ。そこで、まずは自己PRが何であるかについて、軽く触れておこう。
まず自己紹介というのは、単に「私はこういう人間です」と相手に自分がどのような人間かを知らせるものである。初めて顔を合わせた者同士がよくやる挨拶である。それに対しPRというのは、Public Relations(宣伝広報活動)の略であり、すなわち自分自身を社会に対して広く報じる活動である。
言いかえれば、社会に出て自分がどのように活躍できるかを述べる行為である。なお、自己PRと自己アピールは微妙に違う。アピールはPRの一部である。セールスポントとも異なる。自分のよい点だけを並べ立てたところで、それは自己PRと言えない。だからといって、悪いところを適度に入れればよいというものでもない。要するに自己PRとは、それを聞いた人が「採用したいな」と思うような自分の特徴を語ればいいのである。それが単なるアピールとの違いだ。
企業側が採りたいのは「ともに働きたいと思える人」であって、単なる「口のうまい人」や「自分を大きく見せることに長けた人」ではない。誇大表現や嘘を並べて、いかにも企業がほしがる人物を演じるよりも、誠意を持って本当の自分をさらけ出してくれたほうが、よく映ることだけは間違いない。
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