| ■働くとは |
働くことは、国民の三大義務のひとつである。また、日々の生活を維持していくためには、それなりの金を稼がなければならない。しかし、金を稼ぐためだけに働くというのは、少々侘しくないだろうか。
金もある程度はほしいが、それよりも仕事にやりがいを見出したい。単に金のためだけと割り切って働くなんてつまらない。仕事をしたことで得られる達成感や満足感を味わいたい。ならば、仕事とは一体なんであるのかを、真剣になって考えるべきだろう。
その際に勘違いしてほしくないことがある。必ずしもすべての仕事で達成感や満足感、充実感が得られるわけではない。仕事の中には充実感は非常に得られるけど金にならないものもあれば、逆に金は儲かるけど満足感は得にくいものもある。それらがすべて相まみれて仕事である。どんなときにも必ずやりがいを感じられる仕事、自分のした行為一つひとつが、すべて金に換わる仕事というのはありえないと思ったほうがいいだろう。
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| ■仕事とは |
仕事とは、自分以外の第3者と関わることで他人や社会の役に立ち、そのことに満足感を見出すものである。すなわち自分が役に立っていることの評価が、金をもらうという形になって現れるだけのことである。
人は常に助け合いながら生きている。家族、友人、恋人、どんな関係においても、それは変わらない。1対1、または数人の間では、助けられた者は助けた者に感謝される。そして、今度は自分が他人を助ける側にまわろうと思う。そのような人間関係ができはじめ、それが徐々に大きくなってコミュニティーが生まれる。さらに大きくなり、より多くの人が参加したものが会社である。元を正せば、困っている側と、それを助けて役に立ちたいと思う側の相互協力が仕事を生み出すのである。そのことを忘れてはいけない。
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| ■就職とは |
なぜ就職しなければならないのか。大学を出たら、すぐに起業してはまずいのか。いや、そんなことはない。しかし、大学を出たばかりではノウハウも人脈もないし、自分1人でできることには限界がある。せいぜい20人〜30人の役に立つことはできても、一度に何千人、何万人の役に立つことは不可能である。一人でも多くの人の役に立ちたいと思ったら、会社に入ったほうが賢明である。
今の日本の社会制度において、会社に入るためには就職活動を経験しなければ始まらない。サークルや部活動のように先輩が勧誘してくれて、「今日から入りたいです」と言ったら「さぁ、どうぞ」というわけには行かない。その理由はいくつかあるが、一番の理由は採用人数に比して、入社希望人数が圧倒的に多いからである。しかし倍率に圧倒されてはならない。倍率が高いから入りにくいとは、一概には言えないからである。
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| ■就職活動とは |
就職活動の基本は自分について考えることである。自分が一体どんな人間なのかもわからないのに、どんな仕事が向いているのかなんてわかるはずがない。そこで、自分という人間をよく見つめ直す作業(自己分析)から開始する。
さて自分を見つめ直そうと思っても、どうやって見つめ直せばいいのかわからない。そんな人にお勧めなのが、自分史作成である。自分の過去を振り返ることで自己認識していく。と同時に、何のために働くのか、また世の中にはどんな仕事があるのかを知っていく作業(仕事について考える)を進行させる。
自分を見つめ直していくごとに、毎日をなんとなく過ごしてきたことが露呈し、自分にはこれといった売りがないことに気づく。あるいは、やりたいことを突き詰めていった結果、本当にやりたいことが何であるのか、よくわからなくなってしまう。そこで投げ出してしまうのではなく、とことんまで自己分析することが大事だ。徐々に気付かなかった自分の意外な一面が見えてきたりするからである。
なお就職活動は、自己PRと志望動機が完成してしまえば半分終わったようなものである。それ以外にも履歴書・志望書(エントリーシート)の作成。作文試験、面接試験などが課せられる。しかし、これらはいずれも自己PR・志望動機の応用に他ならない。あとはコツコツと筆記試験(一般教養・時事問題・SPI適性検査・作文・論文・英語試験など)対策をすれば完璧である。
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